紀の国トレイナート2016

紀の国トレイナートをご存知でしょうか。

トレインとアートを組み合わせた造語で、電車でアートを楽しむ画期的な催しです。

期間中は各駅舎にアーティストが絵を描き、作品世界へご案内。

臨時アート列車として一般公募で選ばれたデザイン列車が3日間限定で走りますが、10月22日の土曜日にこの列車でsenkiyaがカフェを開きます。

この日はジャズ演奏、獅子舞、更にペンギンの乗車などなど、イベントが目白押し。乗客の皆様がほっと一息つけるようなあたたかい珈琲や紅茶、焼き菓子でお迎え致します。

関東から遊びに来てください!とは言えない距離ですが、京阪神の皆様、是非お待ちしておりますよ。

海沿いを走る電車で秋とアートを感じませんか。

詳細はこちらをご覧ください。

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『紀の国トレイナート2016』

臨時アート列車運行日: 10月21日(金)〜23日(土)

区間:  和歌山県きのくに線 御坊駅〜新宮駅

※senkiyaは10月21日〜24日までお休みをいただきますが期間中、ギャラリーtanabikeは営業、カフェ内も出店の方がいらっしゃいますのでこちらもお楽しみに。

 

 

松尾ミユキ『生活のなかの祈り〜Prayer in the life〜』巡回展

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松尾ミユキ『生活のなかの祈り〜Prayer in the life〜』巡回展

期間:11/3(祝・木)〜16(水)
12:00 – 18:00
休み:8(火)、9(水)、14(月)
企画、会場:tanabike

アメリカのアーミッシュの生活をイメージさせる世界に、松尾さんの パートナー石原真さんが作品に合わせた詩を添えます。
2015 年 7 月 babooshka CURRY & CAFE(名古屋)さんでの展示の巡回展です。

展示会フライヤーを2種類(2つの絵柄)ご用意しています。フライヤーを会場にお持ちいただきましたら、別の絵柄のフライヤーをプレゼントいたします。
※フライヤー設置にご協力いただける方はご連絡ください(gallery.tanabike[at]gmail.com)。少部数ですがお送りさせていただきます。

 

松尾ミユキ プロフィール
イラストレーター 雑誌、書籍、カタログなどを中心にイラストレーションの仕事をしている。またコーヒー缶や食器、布製品などの雑貨のイラストレーションも手がける。
HP

 

▼焼き菓子

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suirenco(名古屋)さんのアーミッシュの焼き菓子を、期間限定でtanabikeにて販売いたします。

 

▼ランチ

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11/13(日)
12:00〜
babooshka CURRY & CAFE
(名古屋)さんがsenkiyaにてランチをお出しします。
メニューは大人気の看板カレーです。関東での出店は貴重な機会ですのでご賞味ください。

 

▼ライブ
最新アルバム「Arietta(アリエッタ)」のジャケットを松尾ミユキさんが手がけられたということで、ライブ開催決定!

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11/13(日)
tico moon live in senkiya

OPEN 17:30 / START 18:00
チケット 3,000円(1ドリンク付)
予約 ticket[at]senkiya.comへメール([at]を@に変換してください) 件名に「11月13日tico moonLive 予約」、本文に「お名前/ご連絡先電話番号/枚数」を書いてメール下さい。予約完了メールを返信いたします。

tico moon(ティコムーン) プロフィール
吉野 友加:ハープ/影山 敏彦:アコースティックギター

2001年7月、ハープ奏者/吉野友加と、ギター奏者/影山敏彦によって結成されたデュオユニット。ハープとアコースティックギターという、他ではあまり聴く事の出来ない温かく透明感のある演奏や楽曲が定評
2003年10月、333DISCSからファーストアルバム『lento』をリリース
2009年には映像制作チームSOVAT THEATERによるストップモーションアニメーション『電信柱エレミの恋』(第13回文化庁メディア芸術祭優秀賞、第64回毎日映画コンクール大藤信郎賞受賞)の音楽を全編担当
遊佐未森、空気公団、おおはた雄一、湯川潮音、アン・サリー等のレコーディングやコンサートに参加

HP / Facebook / My Space

 

hon / to ホント

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hon / to ホント

期間:10/22(土)〜30(日)
12:00 – 18:00
休み:24(月)
企画 suirantanabike
会場 tanabike
フライヤーデザイン:あしか図案
写真:上原ミワ

 

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senkiyaの2Fにある古本屋がセレクトした本と、クラフトと、食のグループ展「hon/to(ホント)」
suiran本と過ごす時間、ホントにすきなもの、ホントに大切なもの、ホントはなんだろう?
優しく、柔らかい時間の流れるtanabikeで、本のページをめくりながら、ふとそんなことを感じてもらえたら。

▼参加作家、店舗
suiran(本)
あしか図案(雑貨)
上原ミワ(写真)
Ui Kawakami(布雑貨)
小林商会(木の実)
City to Summit(雑貨)
Spoonship(スプーン、ZINE、他)
chai/ちぎらまりこ(雑貨)
中澤永子(紙もの雑貨)
natunatuna(紙もの雑貨)
FLASKA(ガラス小物)
Potzkun(雑貨)
monsoon donuts(23日ランチ出店)

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▼イベント

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家族と、恋人と、愛犬と、ホントに大切な人との時間を写真に残す一日写真館
<上原ミワ写真館>
10/23 (Sun.)
12:00-18:00

2,500円(ドリンク付)
※胸から上の写真です
※撮った写真はデータにてお渡しいたします
予約優先 gallery.tanabike[at]gmail.comへ([ ]内を@に置き換えてお送りください)宛に「氏名、電話番号」を明記の上メールをお送りください。

 

▼ランチ 10/22、23 ※その他の日程もsenkiyaにてランチをご用意いたします。スケジュールはこちら

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10/22(土)12:00〜
okatte sun!

※senkiya店内にて販売
※席予約は受け付けておりません
※senkiyaのカフェ、雑貨営業は実施いたしません。KAWAGUCHI SHINMACHI内のTHE MODERN COFFEE(隣)にてドリップコーヒー販売があるので、senkiyaにお持ち込み可能です。

10/23(日) 12:00〜
monsoon donuts

※お食事、お飲み物等をsenkiya店内にて販売
※席予約は受け付けておりません
※senkiyaのカフェ、雑貨営業は実施いたしません。

両日ともsenkiyaが外部イベント出店のため、senkiya店内は通常の営業とは異なり、出店者による営業となるのでご注意ください。なお、KAWAGUCHI SHINMACHIは通常通り営業いたします。

WOODWORKの木のこと

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WOODWORK」という名前は、まさに「木工品」のこと。「木」を含んだ分かりやすいシンプルな名前だ。
材木屋から家具屋となったWOODWORKは、どんな目で木を見て、形にしているのだろうか。

 

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一枚板の状態を見てその木の特徴や様子を判断する

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板に加工する前に天日で乾燥させる。まだ原木としての質感を感じられる

 

木材としての木・・・

WOODWORKの話(コラム1)」で触れた様に、一枚板を手に入れるルートができたところが今日のWOODWORKのきっかけのひとつとなり、そして無垢材が「作ること」の中心になっている。

木材は、国内外問わず納得して扱えるものを選んでいる。
タモ、ナラはロシア、ブラックウォルナット、アメリカンチェリーは米国から日本へ入ってきたものを使用し、栃、樺、本桜、栗、欅(ケヤキ)などは国産材である。
ものによっては丸太一本単位での買い付けとなり、どの木を一枚板にするのか、3枚接ぎ天板にするのかなどを買い付け先で相談、注文をしているそうだ。

木の特徴でひとつ例をあげるとすれば、北海道産のタモは硬くて粘りが強いため、椅子を製作する木材として向いていて、使用する大きな理由となる。こういった知識は材木屋としての知識だけではなく、新たにWOODWORKとして動き始めてから仕入れ先などからも学んできていることだ。

土地の環境、国同士の関係、燃料などの輸送費様の変動など様々な要素が関わっている中で、価格、品質、そして流通量が安定して仕入れられるものということが木材を扱うのに大切なこと。
そうすることが商品の安定供給となり、それがメーカーとしての信頼であり、お客さんの満足につながる。

 

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定番のPico ChairとSTANDARD TABLE

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家具を組み立てるmaker(職人)

 

等身大の家具・・・

「良い材料で良い家具をつくる」というのは、どの家具屋もすることである。しかし、「等身大の家具を作りたい」という藤本さんの言葉が印象的だった。
作り手としての技量、表現したいことと、そして購入して利用するお客さんにとっても「ふさわしい」家具を作るというのがそのメーカーの意義なんだと。

デザイナーが材料の一種としての木材の価値を見出すよりも、木材を専門とする材木屋がその価値を掲げる方が、その価値をより深く、しかしはっきりと表現ができるのではないか、だからその役割を担いたいんだという思いがある。

それをWOODWORKとしては家具を作ることで形にし、お客さんの生活に落とし込んでもらうことで生活に付加価値を加えて、木の面白さや良さを理解してもらえるようにすること、受け取ってもらえるようにする。それがWOODWORKとしてできることあり、意識していることなのだ。

そういう考えの中で、ここ最近新たに力を入れているのが合板(ベニヤを重ねたもの)を使用した商品の展開である。

無垢材、とりわけ一枚板は風合いもよく何十年と使えるものだが、一方では高価で簡単に家具として手に入れらるものではない。その点で、合板は建材としても使用するほど硬くて丈夫でありながら価格が抑えられているので、若い世代の家庭に少しでも良い家具を届けたいという考えには適材だろう。安い素材を活用したらどんな風になるのか、それもまた新たな表現であり、メーカーとしての幅が生まれる。

 

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工房にあるFACTORY RACK

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ある家庭で実際にFACTORY RACKを使用している様子

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TRUSCOの道具箱を組み合わせた道具棚

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タイヤをつけたラジオフライヤー

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反響板を組み込んだスピーカー

 

FACTORY RACK・・・

「タフでラフに使える家具」としてまず工房で使用したところが始まりである。組み立てもスチール材を用いることで作業は通常よりも少ない。タフだからこそ様々な道具棚として扱ったり、積み重ねることもできる。

そして「自分で手を加えられるくらいシンプルなもの」もキーワードの一つ。工房で使用するFACTORY RACKにはフックをつけて道具をかけたり、板を渡して作業台にもなっている。扉や取っ手をつけたキャビネ、黒板塗料を塗って子どものおもちゃ棚、板に溝をつけて道具箱を納めた道具棚、タイヤをつけたラジオフライヤー、反響板を差し込んだスピーカーなど使う人によっていくらでも形と用途が変えることができる。

今回の展示では、このFACTORY RACKの可能性を広げることをテーマの一つにあげており、その展開をtanabikeで見てもらえる。

15(土)にはこのFACTORY RACKのワークショップを開催。その場でFACTORY RACKの組み立て、さらに様々なカスタムを施すことができる。実際の商品を自分の手で作り上げる価値のあるワークショップとなるだろう。WOODWORKの職人たちもサポートをして、FACTORY RACKや家具の話も聞かせてくれることでしょう。

この展示を通じて、新しい家具を家に迎える喜びを感じてもらえるのももちろん、自宅や実家にある長年使ってきた木製家具を、いま一度思い返すきっかけになってもらえたら嬉しいです。

木の香りただようtanabikeでお待ちしております。

 

HELLO, WE ARE WOODWORK
10/8(土)~16(日)
12:00 – 18:00
休み:11(火)
企画、会場:tanabike

コラム2「WOODWORKの話」もHP内にて公開しています。合わせてお楽しみください。

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15(土)のワークショップの他には、16(日)にはWOODWORKの職人さんたちとKAWAGUCHI SHINMACHIのフォルクスワーゲン修理工場SILVER RESTとのトークイベントも開催予定です。詳しくはこちら

この機会にWOODWORKさんに触れてみてください。